FIPの治療法を世界中に発信した獣医師

「させっち先生」の病院です

FIP治療は実績のある当院にお任せください

  • 猫伝染性腹膜炎(FIP)治療を集客としてしか考えない動物病院のなんと多いことか
  • 「改善率90%以上」「初回検査代無料」「安くて安全な治療」のような甘い宣伝文句で泣かさている猫さん飼い主さんのなんと多いことか
  • FIPという病気のことをろくに勉強せず、「この薬さえ飲ませれば治ります」などとマニュアル化した獣医のなんと多いことか

私がFIPの治療を始めてから5年が経とうとしています。

初めはMUTIANというとても高価な薬で治療をしていました。中古車でも100万じゃ買えない時代に、猫の命を救うための100万円が高額治療なのかどうかというのは、意見が分かれるところです。今では治療を米国の学会の論文で広めた努力の賜物か、治療費自体が安価になってきてます。

最近はお薬の価格が安価になったためか、どっかの美容外科のCMのように、「成功率90%」とか、「初回検査代金無料!(もちろん他の項目で診療費が盛られてます)」だとか、FIPを治療するのではなく、集客を目的とした病院が増えてきました。

最近は、90%成功率を宣伝している病院からの「転院猫さん」も増えてきました。この子たちは、治らなかった10%に入ってないでしょう。もちろん診断や治療が難しいドライタイプも見逃されていることも多くあります。神経症状に対し、適切な対処もされていない病院も多いです。

チェーン展開しているFIP対応動物病院や、最近になってFIP治療を始めた病院のほとんどは、FIPのことをろくに知らないまま、薬だけ売るような病院ばかりです。成功率90%には、治療できなかった猫さんや、稚拙な検査で診断されなかった猫さんは含まれていないでしょう。もしくは、重症の猫さんが来院しないラッキーな病院かもしれません。

私はもともと、安価で危険で質の悪い、GS-441524というお薬がネットで出回って、被害を受けられている猫さんを見て、私はそれはまずいと思い、きちんとした薬で治療できないかを探るために「モルヌピラビル」という人間の新型コロナの薬を使用しFIPを治療する方法を研究し、米国獣医内科学学会誌に論文を投稿しました。

安価で確実な治療が広まるようにと、「令和の虎」というYoutube番組まで出ました。

しかし実際にはどうでしょう。

FIPのことを全く勉強もせず、とにかく広告費を使って「安くていい治療」「90%の治療率」などと、とても医学的でない表現で、私の治療法が曲解して広まり、不幸な猫さんがふえるしまつです。まるで大手美容外科の広告のようです。

今まで散々FIPの治療を否定しておきながら、儲かると知るや、薬を個人輸入して飼い主に売りつけるだけの獣医や動物病院がなんと多いことか。

それで不幸な結果になる猫さんのなんと多いことか。

私はYoutubeで、上記の危険な獣医・動物病院には、かからないように、FIPをまともに治療できないのに、嘘の広告で、客寄せしている獣医にかからないように、手前味噌ですが、正しい知識を広めるために、毎週金曜日 FIPのネタだけのYoutubeの発信を行なってます。

もし、お近くの猫さんで、FIPになってしまった方がおられましたら、ぜひご覧いただきたいと思っています。

院長

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