FIP猫伝染性腹膜炎 診療・相談ページ
ユーミーどうぶつ病院
FIP診療に関する臨床経験・論文発表・情報発信を行う獣医師の病院です
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診察中の写真
診察・相談
院内PCR機器
院内検査体制

FIPは、
薬さえ飲めば
治る。
そんな病気では
ありません。

FIP(猫伝染性腹膜炎)は、治療しなければ命に関わる進行性の病気です。 しかし、薬を飲ませるだけで確実に治る単純な病気ではありません。 診断、治療開始のタイミング、投与量、治療期間、副作用管理、再発時の判断まで含めた治療設計が重要です。 当院では、FIPが疑われる猫ちゃんの診断・治療相談に加え、他院で治療中の経過不安、治療後の再発疑い、モルヌピラビルの副作用相談、神経症状や重症例にも対応しています。

🔬
院内検査必要に応じて検査を実施
再発相談治療後の不安にも対応
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論文発表臨床データを学術発信

FIPでは、診断や治療開始の遅れが、その後の経過に大きく影響することがあります。

FIPを発症した猫ちゃんの進行は早く、治療開始の遅れや不十分な治療設計が、その後の経過に影響することがあります。

「遠方の病院へ連れて行くことが、猫ちゃんの負担になるのではないか」と悩まれる飼い主様は少なくありません。そのお気持ちはよく分かります。

しかしFIPが強く疑われる場合、移動の負担だけで判断するのではなく、診断・治療経験のある病院で早期に評価を受け、現在の状態に合った治療方針を整理することが重要です。

当院には、初発のFIP疑いだけでなく、他院で治療を開始したものの改善が乏しい猫ちゃん、治療後に再発が疑われる猫ちゃん、モルヌピラビルの副作用が心配な猫ちゃんも来院されています。

来院時には、猫ちゃんの状態に応じて身体検査、血液検査、画像検査、腹水・胸水検査、PCR検査などを組み合わせ、まず来院当日に重症度を判定し、その日のうちに治療開始まで進めることを目指しています。当院の検査プロトコルでは、検査結果がすべて出そろうまで何もせずに待つのではなく、猫ちゃんの状態と緊急性を評価しながら、必要な検査と治療方針を同時に検討します。すでに治療中の場合でも、現在の検査結果と投薬内容を確認することで、今後の方針を整理できることがあります。

院長 佐瀬興洋
FIP診療 担当獣医師

佐瀬 興洋

ユーミーどうぶつ病院 院長 / 株式会社ねこのて 代表

  • 麻布大学 獣医学部 獣医学科 卒業
  • 1,000頭以上のFIP猫の診療に携わり、多くの寛解症例を経験しています。
  • FIP(猫伝染性腹膜炎)に関する臨床データを解析し、学術論文発表・学会発表を行っています。
  • YouTubeチャンネルでも、飼い主様向けにFIPの診断・治療・注意点について情報発信しています。
  • 2022年、FIP治療に関する論文執筆と、正しい治療情報を広く届けるための発信力を得る目的で、YouTube番組『令和の虎』に出演しました。
  • 診療では、猫ちゃんの状態、検査結果、過去の治療歴を確認し、個別に治療方針を検討します。
FIP Consultation

FIPかもしれない。治療中なのに良くならない。
再発が心配。相談ください!

FIPは、疑われた時点、治療中に改善が乏しい時点、治療後に再発が疑われる時点で、確認すべきことが変わります。現在の症状、検査結果、投薬内容をもとに、早めに状況を整理することが大切です。

FIPかもしれないと言われた

発熱、食欲不振、腹水・胸水、黄疸、貧血、A/G比低下などがある場合、FIPの可能性と現在の重症度を確認します。

🩺

他院治療中だが改善が乏しい

治療を始めたのに発熱、食欲不振、腹水や胸水、血液検査の異常が続く場合。

治療後に再発が疑われる

一度改善したあと、発熱・食欲不振・腹水・体重減少などが再び見られる場合。

💊

モルヌピラビル治療が不安

投与量、剤形、治療期間、副作用、治療反応について確認したい場合。

🧠

神経症状・眼症状がある

ふらつき、けいれん、麻痺、ぶどう膜炎などを伴う症例。

検査待ちで状態が悪化している

FIPは進行が早いことがあります。検査結果を待っている間に悪化している場合もご相談ください。

Clinical Cases

当院に来院されるFIP症例について

当院には、初めてFIPが疑われた猫ちゃんだけでなく、すでに他院で治療を開始している猫ちゃん、治療後に再発が疑われる猫ちゃん、モルヌピラビルの副作用が心配な猫ちゃんも来院されています。

すでに治療を始めている場合でも、今後の方針を整理できることがあります。

現在の検査結果、投薬内容、治療開始日、体重変化、猫ちゃんの状態を確認し、再発が疑われるのか、治療反応が不十分なのか、別の病気が隠れていないかを含めて検討します。

  • 治療反応の再評価
  • 検査結果と投薬内容の確認
  • 再発疑い・再治療に関する相談
  • 重症例・神経症状に関する相談

治療中なのに改善が乏しい

治療を始めた後も、発熱、食欲不振、腹水・胸水、炎症反応などが残る場合。

治療後に再発が疑われる

治療終了後に再び症状や検査異常が見られる場合。

投与量・治療期間・剤形が不安

粉薬、投与量、治療期間、体重変化に応じた調整などを確認します。

神経症状・眼症状・重症例

ふらつき、けいれん、麻痺、胸水、黄疸、貧血などがある場合。

Molnupiravir

モルヌピラビル治療後の再発・副作用・治療停滞について

日本では、入手のしやすさや獣医師の裁量で処方しやすい事情などから、FIP治療にモルヌピラビルが使用される場面があります。 一方で、海外のFIP治療ではGS-441524を中心に考えられることが多く、モルヌピラビルは第一選択薬としてではなく、再発例や治療反応が乏しい症例で検討される薬剤として扱われることがあります。

モルヌピラビル治療を論文として発表

当院では、モルヌピラビルを用いたFIP治療について学術論文を発表しています。 そのため、薬剤名だけで治療の良し悪しを判断するのではない、投与量、剤形、治療期間、副作用、治療反応を含めて総合的に判断することを重視しています。

※治療方針は猫ちゃんの状態、検査結果、病型、過去の治療歴に基づいて個別に判断します。

再発・副作用・治療停滞の相談

当院には、モルヌピラビル治療後に再発が疑われる猫ちゃん、治療中に改善が停滞している猫ちゃん、白血球減少、好中球減少、肝酵素上昇、食欲不振、嘔吐、下痢などの副作用が心配な猫ちゃんも来院されています。

※抗ウイルス薬には副作用やリスクが生じる可能性があります。診察時に必要な検査、治療方針、主なリスク、副作用、費用の目安をご説明します。

モルヌピラビル治療で特に確認したいこと

モルヌピラビルはFIP治療の選択肢になり得る一方で、薬剤名だけで治療の良し悪しは判断できません。 特に、投与量、投与方法、粉薬などの剤形、治療期間、体重変化への対応、副作用の確認が重要です。

投与量は足りているか
粉薬で正確に飲めているか
体重変化に合わせて調整されているか
治療期間が短すぎないか
白血球・好中球の低下がないか
肝酵素上昇がないか
再発なのか別疾患なのか
神経症状・眼症状がないか
Evidence

研究・発信・検査体制

診療に加えて、学術発信と飼い主様向けの情報発信も行っています。

Treatment Cost

FIPの治療費用・お見積もりについて

飼い主様が不安に感じやすい費用について、当院の方針をお伝えします。

費用は、猫ちゃんの状態を確認したうえで個別にご説明します

FIPの診療費用は、猫ちゃんの体重、病型、重症度、使用する薬剤、必要な検査、入院の有無、過去の治療歴によって大きく変わります。

そのため、診察前に一律で正確な総額を算出することはできません。診察時に、現在の状態を確認したうえで、必要な検査、治療方針、主なリスク、副作用、費用の目安をご説明します。

発症から時間が経過している場合や、治療経過が複雑な場合には、追加の検査や治療方針の見直しが必要になることがあります。

初期の段階で診断と治療方針を整理できた方が、重症化後に治療を見直す場合と比べて、治療計画を立てやすくなることがあります。費用面が不安な場合も、診察時にご相談ください。

Visit Guide

FIP診療をご希望の方へ

FIPは進行が早く、一日一日の判断が重要になる病気です。診療をご希望の場合は、ホームページからの予約、または直接来院にてご相談ください。LINEは、診察の代わりではなく、来院前の状況確認や検査結果・投薬内容の共有窓口としてご利用いただけます。

診察をご希望の場合

当院は予約優先制ですが、FIPが疑われる猫ちゃん、FIP治療中に状態が悪化している猫ちゃん、再発が疑われる猫ちゃんについては、予約が埋まっている場合でも直接ご来院ください。

ただし、予約外でのご来院の場合は、待ち時間が長くなることがあります。検査や説明には数時間かかることがありますので、時間に余裕をもってお越しください。

LINE相談について

LINEは、来院前に現在の状況を確認したり、検査結果や投薬内容を共有していただくための相談窓口です。LINE相談のみで診断や処方を確定することはできません。

FIPかもしれないと言われた、他院で治療中だが改善が乏しい、再発が心配、モルヌピラビルの副作用が不安という場合は、検査結果や現在の薬の内容をLINEでお送りください。

Flow

初診・セカンドオピニオンの流れ

1

予約または直接来院

診療予約はホームページから可能です。予約が埋まっている場合でも、FIPが疑われる場合や状態が悪化している場合は直接ご来院ください。

2

検査結果・投薬内容を確認

血液検査、画像検査、PCR結果、現在飲んでいる薬の名前・量・回数、治療開始日などを確認します。LINEで事前に送っていただくことも可能です。

3

重症度判定と治療方針の説明

来院当日に猫ちゃんの状態と重症度を確認し、必要な検査と治療方針、費用の目安をご説明します。状態に応じて、その日のうちの治療開始を目指します。

FIP治療で初めて来院される方の診療時間・受付時間

午前
受付:8:30〜10:00
診療:9:00〜

午後
受付:15:30〜17:00
診療:16:00〜

日曜・祝日は休診です。その他、学会・手術・院長不在などにより、臨時休診または受付時間が変更となる場合があります。

検査や説明には数時間かかることがあります。FIPの初診・セカンドオピニオンをご希望の場合は、時間に余裕をもってお越しください。

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7月の臨時休診・院長不在のお知らせ

7月は都合により、臨時休診および院長不在の日程がございます。

【臨時休診】

7月4日(土)午前休診
7月18日(土)午前休診
7月30日(木)午後休診

【院長不在】

7月7日(火)午前 院長不在・岩見獣医師診察
7月16日(木)午前 院長不在・岩見獣医師診察

FIP初診・セカンドオピニオンをご希望の方は、ご来院前に日程をご確認ください。

土曜日は予約制ではありません。
7:30から入口に受付ボードを設置します。ボードにお名前を記入して受付してください。

受付時間を過ぎて来院された場合、猫ちゃんの状態や検査内容によっては、お預かりや入院での対応となる可能性があります。

Documents

来院時にご持参いただきたいもの

完全に整理されていなくても大丈夫です。できる範囲で、これまでの検査結果や治療内容がわかるものをお持ちください。

📄

検査結果

血液検査、PCR検査、腹水・胸水検査など、これまでに受けた検査結果があればお持ちください。

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画像検査の資料

レントゲン画像、エコー画像、検査所見などがあれば確認します。画像データや印刷したものでも構いません。

💊

現在・過去の治療内容

現在飲んでいる薬の名前、量、回数、治療開始日、過去の治療内容がわかるものがあればお持ちください。

資料がすべて揃っていなくても診察は可能です。LINEは来院前の相談・資料共有窓口としてもご利用いただけます。

Our Roots

FIP治療の普及に向けた活動の原点

2022年、当院長が『令和の虎』へ挑戦した背景と、情報発信にかける強い想いについて。

「根拠のあるFIP治療法を、日本中・世界中の動物病院へ広めたい」

かつて致死率が極めて高かったFIP(猫伝染性腹膜炎)において、海外で効果が確認されつつあった治療法を、日本の多くの動物病院や飼い主様はまだ詳しく知りませんでした。 当時から多くの症例に向き合ってきた院長の佐瀬は、「不確かな噂ではなく、科学的・生物学的根拠(エビデンス)に基づいた正しいFIP治療法を確立し、論文として世に発表しなければ、日本の猫は救えない」と強く確信していました。

しかし、一人の獣医師が学術研究を継続し、それを日本中に認知させるための発信力を個人で獲得するには、高い壁がありました。そこで2022年、治療法の学術研究(論文執筆)の資金獲得と、何よりも「FIPは正しくアプローチすれば寛解を目指せる病気である」という事実を広く世に知らしめる発信力を得るため、YouTube番組『令和の虎』への挑戦を決意いたしました。

当院が現在、国内外への学術論文発表を行い、YouTubeを通じて毎日のように正しいFIPの知識を発信し続けている背景には、この「たどり着いた命を1頭でも多く救うための土台を作る」という、当時から変わらない一貫した診療哲学があります。

FAQ

よくある質問

他院で治療中でも相談できますか?

はい。現在の投薬内容、投与量、治療開始日、検査結果の推移を確認したうえで、今後の方針を検討します。

再発していても相談できますか?

はい。再発なのか、別の病気なのか、過去の治療内容に問題がなかったかを確認し、再治療の可能性を検討します。

モルヌピラビルの副作用が心配です。

当院では、モルヌピラビル治療中にみられる副作用について学会発表も行っており、白血球減少、好中球減少、肝酵素上昇、食欲不振、嘔吐、下痢などを想定しながら経過を確認しています。猫ちゃんの状態、投与量、治療経過、血液検査の推移を見ながら、必要に応じて対策を検討します。

初診時に何を持っていけばいいですか?

血液検査、PCR検査、腹水・胸水検査、レントゲンやエコーなどの画像資料、現在・過去の治療内容がわかるものがあればお持ちください。すべて揃っていなくても診察は可能です。

Important Notice

FIP診療に関する注意事項

掲載内容について

当ページは、猫伝染性腹膜炎(FIP)に関する診療情報を、飼い主様が適切に判断するための参考情報として掲載しています。

FIPの診断、治療方針、治療反応、予後は、猫ちゃんの年齢、体重、病型、重症度、併発疾患、過去の治療歴、検査結果によって大きく異なります。

掲載内容は、すべての猫ちゃんに同じ効果や結果を保証するものではありません。

診療では、身体検査、血液検査、画像検査、腹水・胸水検査、PCR検査などを必要に応じて組み合わせ、総合的に判断します。

治療に使用する薬剤には、副作用やリスクが生じる可能性があります。治療開始前に、必要な検査、治療方針、主なリスク、副作用、費用の目安についてご説明します。

LINE相談のみで診断や処方を確定することはできません。治療方針は、診察および検査結果に基づいて判断します。

FIPで悩んでいる場合は、早めにご相談ください

FIPは時間との勝負になることがあります。現在の検査結果、投薬内容、猫ちゃんの状態を確認し、今できることを一緒に考えます。