当院でも体内に糸を残さない手術が可能になりました。

当院でも体内に糸を残さない手術が可能になりました。

一般的な手術では、血管を糸で縛り、その糸を体内に残す方法が取られています。
しかし、ここ1~2年の学会や論文でこの体内に残した糸が引き起こす「縫合糸反応性肉芽腫」という病気が報告されています。

避妊手術に使用した糸により肉芽腫がおこり、それが尿管を塞いで腎臓を片方摘出しなければならなかったワンちゃんもいらっしゃいました。

当院では、血管を縛る糸に「PDS2」という今現在医療用として発売されている糸の中では、肉芽腫を発生させる確率が極めて少ないものをしており、糸による肉芽腫ができてしまった動物は幸いにもおりません。

しかし、この度導入いたしました電気凝固装置「リガシュア」を用いて、さらに肉芽腫のおこる可能性を低くなり、手術時間も従来の半分ほどに短縮することが可能になりました。

短時間で手術を終わらせることにより、ワンちゃん、ネコちゃんの負担も軽減できるようになります

今後も、患者様により安全な手術が可能となるよう、最新の装置と技術をどんどん導入して行きたいと思っております。

獣医師 佐瀬

縫合糸反応性肉芽腫とは・・・近年、特定の犬種(ダックスフンドやチワワ等)を中心に手術時の糸を原因とする体内腫瘤(しこり)の発生が報告されています。特に、最近では使われなくなってきた絹糸による発生が問題視されています。

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