硬性内視鏡を導入しました
胃や腸管などを検査する柔らかいタイプの消化管内視鏡は以前から導入しており、異物の除去、消化管の検査などに頻繁に使用しておりますが、
この度、関節鏡としても使用できる硬性内視鏡を導入いたしました。
この機器により、関節疾患をより明確に検査することができます。
膝の前十字靭帯断裂などの十字靭帯疾患に対する処置や手術時に活躍してくれます。
ここまで当院が関節疾患の設備を整えたのは、
私が愛犬を連れてドッグランに行った際、後足が不自由なわんこを多く見るからです。
おそらく前十字靭帯の疾患やグレード3以上の膝蓋骨脱臼と目されますが、ほとんどの犬が「痛み止めなどの投薬による様子見」という処置を受けています。
十字靭帯断裂や半月板損傷は、もちろん痛み止めによって症状は緩和できるでしょうが、根本的な解決はできず、結局損傷した足に体重をかけられずに事実上3本足で歩いています。
そして3本足負重に犬が慣れてしまって、一見治ったように歩きますが、損傷した足には体重をかけずに太ももがどんどん細くなります。
そして、結果として他の足にも負担がかかり、複数の足で症状がでてきます。
これを,治ったといえるのでしょうか?
早期に治療を受けていれば、4本足でドッグランで楽しく走っていたのに、何ヶ月も痛み止め、安静にして、その結果まともに走ることもできず、そしてその後も様子見てもよくならない。(命にはもちろんかかわりませんが)
私が関節疾患の治療に力をいれてるのは、加齢による関節疾患なら仕方ないのかもしれませんが、まだまだ若く、まだまだドッグランで走りたいのに、それができない子を減らしたいからです。
私はドッグランで元気に走っているわんこが大好きです。
これからも、技術や知識を高め、設備を整えてまいります。




