麻酔・鎮痛のゼミ
院長です
昨夜は小動物麻酔鎮痛サポートを主宰しておられる、長濱正太郎先生をお招きしてのゼミでした。
思えば、麻酔薬や、技術の進歩により、「麻酔のリスク」は、昔と比べればとても小さなものになりました。私が勤務医だったころは、麻酔で亡くなってしまう動物が少なくなかったような記憶があります。
しかし、現在は様々な組み合わせの薬品を使用することにより、より麻酔薬の使用量を減らしたりすることができ、高齢の動物にも比較的安全に麻酔をかけることができるようになりました。
人間でもそうですが、麻酔をかける必要のあるような疾患をもった動物は、高齢であることが多く、今までは、「10歳超えたら麻酔のリスクがあるから、手術できません」と、よく言われていたものですよね。
しかし、犬の10歳って、人間でいうと大体60歳くらいなのですが、60歳の方に
「おじいちゃん!麻酔が危険だから手術しないほうがいいよ!」
とはさすがに言いませんよね。
犬や猫でも、最近は15歳以上生きる子が沢山います。
「10歳だから」「高齢だから」麻酔をかけられないということはありません。若々しい60歳以上のお父様方に失礼です。
麻酔をかける前に、適切な検査をして、適切な麻酔薬を適切な使用量を使えば、高齢の動物にも麻酔をかけることは可能です。
もし、高齢だから心配、でもなんとかしてほしい病気がある方は(たとえば、口が臭いので歯肉炎の治療をしてほしいなど)どうぞご相談ください。
当院のスタッフは、ゼミにお招きした長濱先生の他、麻酔管理の専門獣医師の指導を受けております。どうぞお気軽にご相談ください。
佐瀬




