セカンドオピニオンとインターネット
他の病院から転院されてこられるワンちゃん猫ちゃんが最近多く来られます。なかなか対症療法では改善されず、詳しい検査や治療を求めておられる方、また、お話だけでもされたいとおっしゃる方もおられます。
私は普段からうちの病院に通ってらっしゃる飼い主さんにも言うのですが、他の病院にセカンドオピニオンとして意見を求めるのは恥ずかしいことでもなんでもありません。もし、うちがかかりつけの方で、私だけの話を聞いても不安な方は他の病院で意見を聞いていただいても、私は悪い思いは全くしません。もちろん二次診療施設や大学病院をご紹介することもできます。
いろんな意見を聞いて最終的にどのような治療を選択されるかを決めるのは飼い主さんだからです。
ただし、インターネットの知識には要注意です。人間はネットで物事を検索をするとき、自分の都合の良い知識しか見ないか、もしくは、調べれば調べる程不安になったりするものです。先日ホンマでっかTVという番組を見ていたのですが、異常心理評論家の杉浦義典先生によると、 インターネット で病気の事を調べ過ぎると、サイバー心気症という心の病になる可能性があるそうです。不安だから調べるという動機にはなりますが、調べた後の満足度を調査すると、調べれば調べる程不安は強くなる傾向があるとおっしゃっていました。
どうか、ネットで検索しまくって知識を都合よく解釈してしまったり、無駄に不安を増幅させたりしないで、専門家である我々にご相談していただくのがよいのかなと思います。私でなくてもよいので、どうか、なんでも聞ける信用できる獣医師に一度ご相談いただければと思います。



