当院は、骨折・脱臼等の整形外科はもちろん、頚部・胸腰部椎間板ヘルニアの椎間板ヘルニアの手術も行なっております。

骨折の手術では、プレートと呼ばれる金属の板で骨を固定する手術や、創外固定のようにピンと固定具を使って治療する方法、手術しないでギプスで固定する方法などがあります。

それぞれ折れ方、骨のズレ方により手術方法が異なります。特に最近多い超小型犬の骨折は、手術に高度なテクニックが必要となります。

割り箸よりも細い骨を金属とネジで固定するのは至難の技です。

最近では、ロッキングプレートという新しい技術をもったプレートが超小型犬用にも開発され、より確実な骨折治療が可能となりました。

PAX Locking Plate チタンでできたプレートセット。骨折を確実に癒合することができます。

こちらは超小型犬用に開発されたTitan Lockプレート。

両方ともロッキング機構という、プレートやネジが緩まず、固定力を十分に保つことができます。

ロッキングプレートにより、手術をしても骨がつかないといういわゆる「癒合不全」を起こしている骨も、強力な固定により治癒させることができるようになりました。

当院の獣医師は、ロッキングプレートが獣医業界では主流ではなかった10くらい年前(2009年ごろだったかな・・・)より講習・実習をを受けております。

特に小型犬の骨折、手術しても治らない骨折等、ご相談ください。