狂犬病の予防注射

狂犬病の予防注射のシーズンが始まりました。

例年通り、４月～６月は佐倉市内の方に限り、登録の手続きを代行しております。（一週間ほどお時間をいただきます）

５０年以上狂犬病の上陸を許していない日本ですが、近年の新型インフルエンザや口蹄疫のように、いつ狂犬病ウィルスが日本にやってきても不思議ではありません。狂犬病は人も含むすべての哺乳類に感染し、ほぼ１００パーセント助からない恐ろしい病気です。

疫学的に、ウィルスが国内に侵入した場合でも、７０％の犬が予防注射を受け抗体をもっていると、大流行にはならないそうです。健康に問題ないワンちゃんは、接種をお願いいたします。

佐倉市では４月の間、集合注射が各会場で行われておりますが、青空の下では万が一副作用が出たときに十分な処置ができない可能性がありますので、なるべく病院での接種をお勧めいたします。

ファルコンの交付申請書も届きました！（クリームのボーダーコリーだったんだ？）

そして、貰った注射済票。今年は骨の形です！去年市役所に「かわいい形にしてくれ！」って頼んだ甲斐がありました！

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書いた人

佐瀬　興洋: 【経歴】

2004年麻布大学獣医学科卒業
2006年 Watpo Thai Traditional Medical School(General Massage)　修了
2008年ユーミーどうぶつ病院開院
2013年 HJS 整形外科研修
2014年　DePuy Synthes Vet Spine Seminar Basic Course 修了
2014年　DePuy Synthes Vet Spine Seminar Advance Course（神経外科）修了
2014年　HJS Night Vets Club “Liver Night” 参加
2015年 HJS World Class Program “TPLO”参加
【所属学会・資格】公益社団法人千葉県獣医師会所属公益社団法人佐倉青年会議所2018年度監事
獣医麻酔外科学会・日本獣医循環器学会・獣医再生医療研究会・ISFM（国際猫医療学会）・JVOC（日本獣医眼科カンファランス）獣医眼科手術研究会

当たり前のことですが、なるべくしっかりとした診断を付けることを目標にしています。
その上で、出来る限りの治療を行えるように努力しています。
外科分野では骨折や脱臼などの整形外科、泌尿器や消化器、肝臓、胆嚢の軟部外科、皮膚形成外科、椎間板ヘルニア、会陰ヘルニアなどの手術を得意としております。近年小型犬種にも増えている前十字靭帯断裂などの膝疾患の治療に力を入れており、TPLOのような専門的な手術も実施しております。内科分野においても幅広く勉強しております。内視鏡や超音波診断装置を使用しての消化器系の検査も行なっておりますので。どうぞご相談ください。
飼い主様が安心してご来院できるよう最新の知識・技術の研鑽を怠らないように心がけています。