院長です

昨夜は小動物麻酔鎮痛サポートを主宰しておられる、長濱正太郎先生をお招きしてのゼミでした。

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IMG_9548思えば、麻酔薬や、技術の進歩により、「麻酔のリスク」は、昔と比べればとても小さなものになりました。私が勤務医だったころは、麻酔で亡くなってしまう動物が少なくなかったような記憶があります。

しかし、現在は様々な組み合わせの薬品を使用することにより、より麻酔薬の使用量を減らしたりすることができ、高齢の動物にも比較的安全に麻酔をかけることができるようになりました。

人間でもそうですが、麻酔をかける必要のあるような疾患をもった動物は、高齢であることが多く、今までは、「10歳超えたら麻酔のリスクがあるから、手術できません」と、よく言われていたものですよね。

しかし、犬の10歳って、人間でいうと大体60歳くらいなのですが、60歳の方に

「おじいちゃん!麻酔が危険だから手術しないほうがいいよ!」

とはさすがに言いませんよね。

犬や猫でも、最近は15歳以上生きる子が沢山います。

「10歳だから」「高齢だから」麻酔をかけられないということはありません。若々しい60歳以上のお父様方に失礼です。

麻酔をかける前に、適切な検査をして、適切な麻酔薬を適切な使用量を使えば、高齢の動物にも麻酔をかけることは可能です。

もし、高齢だから心配、でもなんとかしてほしい病気がある方は(たとえば、口が臭いので歯肉炎の治療をしてほしいなど)どうぞご相談ください。

当院のスタッフは、ゼミにお招きした長濱先生の他、麻酔管理の専門獣医師の指導を受けております。どうぞお気軽にご相談ください。

 

佐瀬

書いた人

佐瀬 興洋
佐瀬 興洋
【経歴】


2004年 麻布大学獣医学科卒業

2006年 Watpo Thai Traditional Medical School(General Massage) 修了

2008年 ユーミーどうぶつ病院開院

2013年 HJS 整形外科研修

2014年 DePuy Synthes Vet Spine Seminar Basic Course 修了

2014年 DePuy Synthes Vet Spine Seminar Advance Course(神経外科) 修了

2014年 HJS Night Vets Club “Liver Night” 参加

2015年 HJS World Class Program “TPLO”参加


【所属学会・資格】

獣医麻酔外科学会・日本獣医循環器学会・獣医再生医療研究会・ISFM(国際猫医療学会)・JVOC(日本獣医眼科カンファランス)獣医眼科手術研究会



当たり前のことですが、なるべくしっかりとした診断を付けることを目標にしています。

その上で、出来る限りの治療を行えるように努力しています。
外科分野では骨折や脱臼などの整形外科、泌尿器や消化器、肝臓、胆嚢の軟部外科、皮膚形成外科、椎間板ヘルニア、会陰ヘルニアなどの手術を得意としております。
近年小型犬種にも増えている前十字靭帯断裂などの膝疾患の治療に力を入れており、TPLOのような専門的な手術も実施しております。
内科分野においても幅広く勉強しております。
内視鏡や超音波診断装置を使用しての消化器系の検査も行なっておりますので。 どうぞご相談ください。

飼い主様が安心してご来院できるよう最新の知識・技術の研鑽を怠らないように心がけています。