開業してから、骨折したわんちゃんを数多くみるのですが、明らかに小型犬の前足の骨折が多いです。

体のわりに高いところから飛び降りたり動きも激しいことや、骨自体も細いのが原因となっているからかもしれません。

 

こんなのとか・・・

こんな端っこがおれちゃったり・・・(泣)

基本的には手術を行います。

超小型犬の前足の骨ってメチャメチャ小さいので、精密な作業となります。

酔っぱらった状態で1センチの折り紙で道具を使わず鶴が折れる私でも苦労をすることがあります(笑)

これがトレーニング用の骨の模型です。。

細さがおわかりいただけるのではないでしょうか?私は毎日毎日骨折の手術をしているわけではないのでこんな模型で日々練習して技術を落とさないようにしてます(笑)

実際に手術をするとこんな感じ

で、くっついて金属をはずすとこんなかんじ。

骨に線が入ってるのはネジの穴ですね。

大多数の症例が手術や処置によって骨折を直すことができるのですが、中には思ったように骨がくっついてくれないひどい症例も実はあります。

なんにしても、折らないのが一番。

猫みたいに高いところから飛び降りたりするのが好きなわんちゃんは、特に注意していただきたいですね。

書いた人

佐瀬 興洋
佐瀬 興洋
【経歴】


2004年 麻布大学獣医学科卒業

2006年 Watpo Thai Traditional Medical School(General Massage) 修了

2008年 ユーミーどうぶつ病院開院

2013年 HJS 整形外科研修

2014年 DePuy Synthes Vet Spine Seminar Basic Course 修了

2014年 DePuy Synthes Vet Spine Seminar Advance Course(神経外科) 修了

2014年 HJS Night Vets Club “Liver Night” 参加

2015年 HJS World Class Program “TPLO”参加


【所属学会・資格】

獣医麻酔外科学会・日本獣医循環器学会・獣医再生医療研究会・ISFM(国際猫医療学会)・JVOC(日本獣医眼科カンファランス)獣医眼科手術研究会



外科分野では骨折や脱臼などの整形外科、泌尿器や消化器、肝臓、胆嚢の軟部外科、皮膚形成外科、椎間板ヘルニア、会陰ヘルニアなどの手術を得意としております。
内科分野においても幅広く勉強しております。
内視鏡や超音波診断装置を使用しての消化器系の検査も行なっておりますので。 どうぞご相談ください。